2025年 振り返り

毎年恒例の「振り返り」。
昨年1年間に足を運んだ演奏会についてまとめておきたいと思います。

鑑賞した公演数は64(このブログに書いていない公演もあります)。
2024年が69、2023年が66。抑制しつつも、時には衝動的にチケットを買ってしまったりもして‥という結果が、だいたいこれくらいの回数になるのかな、というところです。

さてところで、昨年2025年を見返すと――こう書いてしまうと身も蓋もない感じですが、心を奪われる公演が少なかった、というのが全体的な印象です。何故そうなのかはわからないし、深く追求しないことにしていますが、何年か後にわかってくるのかもしれません。

ということで、我がブログを振り返りながら、そのなかでも印象に残った公演をピックアップしてみようと思います。

★1月5日 新交響楽団「ジークフリート」抜粋
東京旅行の折にミューザ川崎で鑑賞。アマチュア・オーケストラのレヴェルの高さに驚嘆。首都圏ではアマオケでもこのレヴェルの演奏が聴けるのかと羨ましく思ったりも。

★5月11日 静岡AOI「ナクソス島のアリアドネ」
ホール30周年記念のオペラ。演奏会形式ながら現在の日本を代表するオペラ歌手が揃った素晴らしい公演。山下裕賀さんの音楽家と宮里直樹さんのバッカスが、特に強く印象に残っています。

★6月21日 神奈川フィル「ラインの黄金」
こちらも演奏会形式でしたが、鉄道レールの鉄床の音響や赤い照明によるニーベルンゲンの情景は特異な鑑賞体験。こちらの歌手陣も豪華。演奏会形式で満足してしまっていいのか?と思いもしますが、この1年で鑑賞したオペラ7作品の中で特に印象に残ったのがいずれも演奏会形式の「アリアドネ」と、この「ラインの黄金」でした。

★7月6日 ドゥダメル/ベルリン・フィル ヴァルトビューネ河口湖
ベルリン・フィルを残響なしの空間で聴くのはとても勿体なかった、というのが今時点の感想であったりもしますが、体験として「一生に一度」感のある公演でした。

★7月17日 務川慧悟 ラヴェル ピアノ作品全曲演奏会
ラヴェル生誕150年にちなんだ演奏会。きわめてピアノに近い位置で聴いた迫力と音色と――大変感銘を受けた演奏会でした。毎年マイ・ベスト入りの務川さん。好きなピアニストを一人だけ挙げろと言われたら務川さんかな、と思う今日この頃。

★11月11日 マケラ/コンセルト・ヘボウ京都公演
この1年で聴いた海外オケは6団体7公演。そのほとんどが期待を上回るものではなかったので、海外組最後に聴いたこの公演、明晰なマケラの指揮、シルキーな美音のオーケストラに救われる思い。カントロフのブラームス1番も素晴らしかった。

★11月16日 葵トリオ
実はこの公演がこの年のベスト。チャイコフスキー「偉大なる芸術家の思い出に」。今思い出してもまた泣けてくるほどに、心を奪われた演奏でした。

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鑑賞体験同様に、2025年は私にとって「平坦な一年」でした。特に悪いことが起こらなかった、という意味では「平穏」と言えるのかもしれませんが‥。
さて、今年2026年は環境をガラリと変える予定なので、それに向けてコンサート通いは抑制しようと思いつつ、手元には既に20公演近いチケットが!(笑)

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