十数年振りのヨーロッパ旅行。
10年ごとに取得できる会社の永年勤続休暇2週間を利用し、音楽鑑賞が目的のパッケージツアーでベルリンとミラノの2都市を巡りました。
ベルリンでベルリンフィルの演奏会およびベルリン国立歌劇場(シュターツオーパ・ベルリン)の「トゥーランドット」、「ナブッコ」、「影のない女」の3公演、ミラノでスカラ座の「ラインの黄金」、「ばらの騎士」の2公演、という内容。
今回利用したのは、トレイド・ウィンズ・アソシエイツという音楽鑑賞旅行が専門の旅行代理店で、きっかけは今年3月の新国立劇場「トリスタンとイゾルデ」を観賞した際に入っていたチラシでした。そのチラシはルツェルン音楽祭を聴きに行くものでしたが、他のツアーが発売されたら送って欲しいと早速に電話でお願いしたのです。
実は1年以上前から、音楽鑑賞主体のパッケージツアー、もしくは行きたい都市2か所程度のフリープランツアーを探していたのですが、なかなか見つけられず——コロナ禍以降ツアーの種類自体も減っていたようです——休暇取得期限が今年度末に迫り焦りつつあるなか、5月末に今回のツアーの案内が送られてきたのですが、その内容(指揮者、ソリスト、歌手)の豪華さに魅了され、即決しました。
ベルリンフィルは別として、5日連続でオペラ鑑賞、しかも日本語字幕なし、という少々ハードルの高いものでしたが、事前の予習と何より劇場の雰囲気を含めた本場での鑑賞ということもあって大変充実した体験となりました。
また、今回は姉との実に45年振りの姉妹旅行。何年も前から、一緒にヨーロッパに音楽を聴きに行こう、と言っていたのが遂に実現。姉は初のヨーロッパでしたが、ツアー全体を含め「人生観が変わった(本人談)」と大満足だった様子。誘った妹としても嬉しい思いです。
ということで、いつもの演奏会感想ブログに観光内容も含め、順に綴っていきたいと思います。
チラシと日程