涙の日

昨日、テノール二塚直紀さんが亡くなられました。

あまりに突然のことで、信じられないし、受け入れられない・・
1月の四大テノール&IL DEVUのコンサートは記憶に新しいですし、2月の関フィル合唱団コンサートではソリストを務めていただいたばかりでした。

合唱ソリストとしても大人気で、後ろで歌ったことがある方も多く、合唱界でも衝撃と悲しみが拡がっています。

観客として、あるいは合唱団員としてびわ湖ホールに行くことが多いので、お目にかかる機会は多かった。だから、あの明るく力強い美声は、いつでも聴くことができるように思っていました。
本来であれば、今週末「近江の春」で「ジャンニ・スキッキ」を鑑賞させていただくはずでした。なのに・・

楽屋に奥さま(ソプラノ栗原未和さん)がお子さんを連れて来られていることもあり、ご家族の幸せそうな様子も見ているので、なおのこと胸が潰れるような思いです。

「ご冥福をお祈りします」とか「哀悼の意を表します」などという言葉は、あちらの世界に行かれたことを確定してしまうようで、今は書きたくない。

できることなら時間を戻して、なかったことにしてほしい。

そんな色々なことを考えては涙ぐむ日。

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