2026年7月3日(金) ハーゲン・クァルテット さよならコンサート

19時開演 いずみホール

今シーズンを以って45年間の活動に幕を閉じる世界的弦楽四重奏団、ハーゲン・クァルテットの日本ツアー初日の公演。

「さよならコンサート」と銘打たれた今公演、しかし私が生で接するのは初。「こんにちは、さようなら」でありましたが、一度でも生で接することができて良かったです。

聴きながら色々考えていたのですが、ハードルが高いといわれるクラシック音楽のジャンルの中でも室内楽は更にハードルが高いのではなかろうか、と。室内楽でもピアノや木管が入るものは、拙いながら演奏経験があるのでまだ取りつきやすいのですが、弦楽器は触ってみたこともなく‥事実、当日は客席にヴァイオリン・ケースを持った方もちらほら見掛けたので、「よくわかっている観客」の比率が高い演奏会でもあるのだろうと感じた次第です。

プログラムは、モーツァルト第14番「春」(当初の21番から変更)、シューマン第3番、休憩後にシューベルト第13番「ロザムンデ」。

冒頭モーツァルトが鳴り始めた瞬間、その甘く揺らぎのある音色にウィーン・フィルとの同質性を感じました。オーストリアの音色、でしょうか。

と、よくわかっていないと良さよりも瑕疵に気づきやすいもので、このモーツァルトではヴァイオリンのピッチに不安定な箇所がいくつかあり――活動を終える理由が垣間見えたような気がしたのですが――しかしプログラムが進むにつれ、それはなくなっていったので、日本ツアー初日の第1曲目、ということもあったのかと思いました。

といったことで、情けないですが、具体的に書けることもなく。
アンコールのハイドンが至高の美しさであったことをここに留めておきたいと思います。

 

◇アンコール
ハイドン:弦楽四重奏曲 ト長調op.54-1 第2楽章

◇座席
O列下手側通路から2席目

◇その他
このブログのカテゴリー、オーケストラと室内楽を分けた方がよいかと思い、今回「室内楽」を新設。しかし、「弦楽のリサイタル」という「リサイタル」か「室内楽」が区別しにくいジャンルもあり‥都度悩みながら分類することにします(笑)。過去分はこれからチマチマと修正予定。

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