2024年7月25日(木)DANCE AT THE GATHERING 2024

18時開演 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

「ローザンヌ国際バレエコンクール出場者達の祭典」というサブタイトルで、世界的に活躍する日本人バレエダンサーを主とした公演。

バレエといえば、大学時代に親友とそのお母様と一緒に旧フェスティバルホールで「レ・シルフィード」を観て以来。今回お誘いいただいて、30数年振り(!)に鑑賞しました。

ローザンヌ国際コンクールは日本人が優勝とのニュースでその名前を知っている程度で、クラシック音楽で言うと、「ショパンコンクールは聞いたことがある」と同レベルといったところでしょうか。

という訳で、ほぼ無知状態で観に行ったのですが——いやー、素晴らしかったのです。
ヨーロッパの劇場でプリンシパルなど主要なポストに就くダンサーたちのパフォーマンス、その技の凄さと見た目の美しさとでまさに「眼福」。ターンの技術や、ジャンプの滞空時間の長さなど、目を瞠るものばかり。

しかも(ここが重要)「聴かなくてよい」ので、ただ見て楽しむことだけに集中できるのがいい!——オペラでセットや衣裳が凝っていると、たちまち視覚のみに意識が集中してしまい、音楽やら字幕の歌詞やらが頭に入ってこなくなる脳ミソの持ち主としては、こんなにラクにそのまま楽しんでよい舞台芸術があるのだ、と嬉しくなってしまったのです。

ところでこの公演は、生演奏ではなく録音を使っていたのですが——音楽へのこだわりはあまりないらしく、音質もよいものではなかったので——クラオタとしてはちょっと残念。なので、また機会があれば生オーケストラの演奏で鑑賞したい、と新たな願望が生まれました。まずは「白鳥の湖」かな?

ということで、カテゴリーに「バレエ」を追加しました。

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