2022年5月8日(日)福井敬スペシャルリサイタルwith幸田浩子

14時開演 いずみホール

今年のGWは10連休だったのですが、その最終日のお楽しみがこの演奏会でした。

毎年恒例の「福井敬.net」主催のリサイタル。今回のゲストは幸田浩子さん。
前半はイタリアの歌曲やオペラ・アリア、日本の歌曲が歌われ、休憩後の後半は「椿姫」のハイライト、というプログラム。

レオンカヴァッロ「マッティナータ(朝の歌)」、ルーチョ・ダッラ「カルーソー」は曲名を見てもピンとこなかったのですが、サビの部分で「あ、これか!」と思う、おなじみの?楽曲でした。なので、ほぼすべてが聴き馴染みのある曲で、親しみやすいプログラムでの演奏会でした。

幸田さんは、前半は「さくら横ちょう」に合わせたピンク色のドレス、後半ヴィオレッタは最初は赤、病身になってからは白のドレスで、作品の世界に合わせた衣裳も素敵でした。

お二人ともさすがの歌唱技術と安定感でしたーーが、福井さんのフレーズの最後を伸ばしきらずに短く切ってしまう歌い方と、幸田さんのかなり細かく入るヴィブラートが気になってしまって、ちょっと引いた感じで聴いてしまいました。福井さんはいつものホールがバリバリ響くほどの声量ではなかったので、或いはこの日は調子が良くなかったのかもしれません。

しかしなにより、この連休の私自身が、旅行が3泊4日+2泊3日の2回、女子会2回、そして演奏会2回、とフル回転で遊びまくってしまったので、最終日のこの日はバテ気味。途中でハッと夢から醒め「私は今、いずみホールに座っている」と認識したりしてました。スミマセン(汗)

◇アンコール
落葉松
ウェストサイド・ストーリーより「トゥナイト」
◇座席
後ろから3列目の下手側。
最後列で聴いてみたらどんな感じだろう、と興味本位で取った席でしたが、音響的にも少々遠い気がしました。最安席の1割引でなんと1,800円。これで福井さんと幸田さんが聴けるのは申し訳ないくらいのおトク感でした。

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