2020年1月3日(金)ROHライブビューイング「ドン・ジョバンニ」

13:30開演 TOHOシネマズ西宮OS(西宮ガーデンズ)

今シーズンも魅力的なラインナップの英国ロイヤルオペラハウスのライブビューイング。
この日を逃すと行ける日がないため、まだ三が日ではありますが映画館に行ってきました。

「ドン・ジョバンニ」は、一昨年びわ湖ホールで鑑賞したのですが、激務に憔悴していた時期で、休みを捻出して聴きに行ったものの心地よい音楽に前半寝落ちしてしまい(モーツァルトのせいにする)、「カタログの歌」のあたりはまったく記憶にありません。
なので、リベンジのつもりで臨んだのですが・・
風邪薬のせいなのか、演出のせいなのか・・今回もかなり寝倒してしまいました。でも今回は「聴きどころ」ではちゃんと起きてました!(自慢にはならないけれど)

さすがはロイヤルオペラだけあって、キャスティングが素晴らしい。
ドン・ジョバンニのアーロン・シュロットは説得力十分のかっこよさ(チラシの紹介に「アンナ・ネトレプコの元夫」って書いてあるー 笑)。ドンナ・エルヴィーラやツェルリーナの微妙な女心も納得です。そして、どの歌手も実に透明感のある歌声で、モーツァルトの美しい音楽を堪能できました。

この演出では衣装にもプロジェクション・マッピングが用いられていて、場面によって衣装の色、柄が変わるのですが、でも「だから?」といった印象。あまり効果的には思えなかったのですが、私が古い人間なのでしょうか。

それから、やっぱり騎士長は「石像」で出てきてほしかったなー。ベタですけど。
一応「喜劇」ということなので、どこかに笑える箇所をつくってほしいものです。

ところで、13時30分の開演に間に合うようにかなり慌てて出掛けたのですが、13時30分からおよそ15分間は他の映画の宣伝。その後の15分ほどはROHのラインナップなどの宣伝やら解説やらで、本編が始まったのは14時。ROHの宣伝はまだしも、他の宣伝で15分も観客を拘束するのはどうなのでしょう。ただでさえ長いオペラの上演なのに。今度からは15分遅れで行くことにしよう←備忘録

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