2019年10月27日(日)森 麻季ソプラノリサイタル

いずみホール 14時開演

毎年恒例の森麻季さんのいずみホールでのリサイタル。今回で3回目の鑑賞。
プログラムも魅力的で楽しみに出かけました。

 チラシの曲目からは察しがつかなかったのですが、行ってみればフランス人作曲家の作品で構成されたいわゆる「フレンチ・プログラム」。

 これがすごく素敵で、森麻季さんの魅力が満載!
コロラトゥーラの作品もいくつかあり、なんといってもホフマン物語のオランピア!NHKニューイヤーオペラコンサートでの名演は動画サイトで何度も観ていましたが、生で聴けるとは望外の喜びでありました。

 ピアノ独奏では、ドビュッシー「月の光」とラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」。完璧なるフレンチプログラム!フランス音楽の魅力にどっぷりと浸ることのできた演奏会でした。

 それにしても、改めて森麻季さんの歌唱技術の高さに感服しました。
細い細い金の糸を紡いだような高く美しい声。それを伸び縮み自在に扱う歌唱。高音の美しさばかりに意識が向きがちですが、低音も豊かに響くところがまた素晴らしいのです。
その上、モデル並みのお姿の美しさ!
ソプラノかくあれかし。

◇アンコール
 ・アヴェ・マリア(マスカーニ)
 ・初恋(越谷達之助)
 ・ムゼッタのワルツ(プッチーニ)
大阪の貪欲な観客をよく心得ていらっしゃる3曲ものアンコール・・にもかかわらず、終演後、前を歩いていらっしゃるご婦人が「『坂の上の雲』歌って欲しかったなぁ」。私もちらっとそう思いましたが(笑)

◇座席 N列上手

◇その他
今回初めて車でいずみホールへ。ホールの入っているビルの地下駐車場はこんな別世界な感じでした。(コンサートチケットでの割引きあり)

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