いずみホール 14時開演
毎年恒例の森麻季さんのいずみホールでのリサイタル。今回で3回目の鑑賞。
プログラムも魅力的で楽しみに出かけました。
チラシの曲目からは察しがつかなかったのですが、行ってみればフランス人作曲家の作品で構成されたいわゆる「フレンチ・プログラム」。
これがすごく素敵で、森麻季さんの魅力が満載!
コロラトゥーラの作品もいくつかあり、なんといってもホフマン物語のオランピア!NHKニューイヤーオペラコンサートでの名演は動画サイトで何度も観ていましたが、生で聴けるとは望外の喜びでありました。
ピアノ独奏では、ドビュッシー「月の光」とラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」。完璧なるフレンチプログラム!フランス音楽の魅力にどっぷりと浸ることのできた演奏会でした。
それにしても、改めて森麻季さんの歌唱技術の高さに感服しました。
細い細い金の糸を紡いだような高く美しい声。それを伸び縮み自在に扱う歌唱。高音の美しさばかりに意識が向きがちですが、低音も豊かに響くところがまた素晴らしいのです。
その上、モデル並みのお姿の美しさ!
ソプラノかくあれかし。
◇アンコール
・アヴェ・マリア(マスカーニ)
・初恋(越谷達之助)
・ムゼッタのワルツ(プッチーニ)
大阪の貪欲な観客をよく心得ていらっしゃる3曲ものアンコール・・にもかかわらず、終演後、前を歩いていらっしゃるご婦人が「『坂の上の雲』歌って欲しかったなぁ」。私もちらっとそう思いましたが(笑)
◇座席 N列上手
◇その他
今回初めて車でいずみホールへ。ホールの入っているビルの地下駐車場はこんな別世界な感じでした。(コンサートチケットでの割引きあり)