2019年10月5日(土)IL DEVU 茨木場所

茨木クリエイトセンター 14時開演

今年のNHKニューイヤーオペラコンサートではユニットとして、そしてメンバーそれぞれの方は びわ湖ホールのオペラなどで拝見しており、関西でのコンサートを知って早々とチケットを購入。

茨木クリエイトセンターは初めて行くホール。駅から少々遠いので車で行くことにしました。

MCもつとめるピアニストの河原忠之さんが客席後方から観客いじりも交えての登場。
「男声コーラスは倍音が多いので響きが豊かなのです」と。このように少し専門的なことをさりげなく教えてくださると鑑賞の助けになって嬉しいものです。

プログラムの多くは日本の歌でしたが、直接意味が入ってくるだけに心に沁みました。そして、オペラ歌手ならではの大迫力の声量!
50人規模の男声コーラスを聴いたような充実感(実際の物理的音量もそれくらい?)と、おひとりずつの声の響き・・あぁやっぱりこの声は好き!と思いながら聴くことのできる幸福感に浸ったのでした。

メンバーお一人ずつ交代でMCは、それぞれにお人柄が現れていてなごみました。青山さんが新幹線を降りて新大阪から会場に向かう際、新快速に乗ってしまって茨木を通りすぎた話(←関西あるある話)や、大槻さんが念願の吉本新喜劇を観に行ってきた話(大槻さん、ミナミが似合い過ぎ 笑)など。望月さんは、関西では笑いを取らなければ、といった感じのお話しをされていましたが、そんなこと気にされる必要はなくて、少なくとも私は、お話しになる声も含めて声を聞かせていただけるだけで満足なのです。

◇座席
1階3列目上手側。小ホールでの声楽鑑賞はこのあたりが圧を感じられて最適かもしれません。このホール、少々古くてステージが高く設計されており、最前列では演奏者がかなり見えにくかったのではないでしょうか。

◇AfterConcert
CD購入特典のサイン会。もちろん、並びました!びわ湖ホール「ジークフリート」でのヴォータン(さすらい人)が素晴らしくて泣けたことを、青山貴さんにどうしてもお伝えしたくて、それが叶いました。(どさくさに紛れて2ショット写真も)

続く山下浩司さんに「びわ湖ホールの『ワルキューレ』観に行きましたよ」とお話ししたところ、表情がパッと変わられて、「この3人で殺し合っていたんですよ!」と・・
そうでした!!
フンディングにヴォータンにジークムント!!!
すごいすごーい!
もっとこのお話をしたかったのですが、サイン会ゆえ後ろが渋滞するのでやむなし。残念!

という訳で、先日の大フィルブラチクに続き、アフター充実のコンサートでもありました。

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