2022年12月11日(日)第42回ベガメサイア

14時開演 宝塚ベガ・ホール

毎年恒例のベガメサイア。今回からは登壇ではなく、客席での鑑賞となりました。

2016年から昨年まで5回登壇しましたが、今年は再オーディションを行い、楽譜も一新するとのことで、ここらが潮時、と参加をやめてしまいました。先日第九の記事の終わりに書きましたが、何でもだいたい4~5回で飽きてくるという悪癖の一端でもあります。

昨年は「超抜粋」メサイアでしたが、今年は従来通りオーケストラ、ソリストも揃っての全曲演奏(児童合唱はなし)。合唱はマスクありでしたが、ディスタンスはなく、元の形に戻りつつあります。

3年前までの中村健先生のメサイアは快速テンポで小気味よいものでしたが、今回は如何に?と興味津々で聴きに行きましたが、これがなかなかに魅力的な演奏でした。

曲ごとに、あるいは曲の途中で強弱やテンポを変えたり、フレーズを膨らませたり、と幾分恣意的に感じなくもなかったですが、根幹にきちんとした解釈があることは昨年の練習からも推察できるものでした。

メサイアを客席で聴くのは実は初めてだったのですが、全曲通すと割と長いのですね(笑)。しかし、まったく飽きることなく、最後まで楽しんで聴けました。

合唱はやはりきれいで、特にソプラノはマスクありでも透明感が損なわれず、音程も正確で美しかったです。が、それを聴いて「また歌いたい」とは思わなかったのは前述の飽きっぽさに依るものです。すみません(笑)

ソリストが少々残念でありました・・。

◇アンコール
例年通りの「きよしこの夜」。ですが「客席もご一緒に」はなし。でもこっそり一緒に歌わせてもらいました。

◇座席
自由席。上手側の最後列をチョイス。
3年ぶりだったためか、チケット完売の満席でした。

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