2023年3月12日(日)帰ってきた びわ湖ホール四大テノール 

14時開演 びわ湖ホール 大ホール

前回2021年3月から2年振り、びわ湖ホール四大テノールが帰ってきました。
今回も「ウルトラ・スーパー・スペシャル・ゲスト」で福井敬さんがご出演。

やっぱり楽しい!幸せなひとときでした。
歌(真面目な 笑)だけでもコンサートとして充実の内容だったのですが、なんといっても第2部の「テノールdeコント」。これまでで最も長いものになったとのことでしたが、福井敬さんも登場されて——しかも金色の衣裳で舞台せりから——大いに笑わせていただきました。これは東京では絶対に見られません。まさにここ、びわ湖だけ!関西に住んでいて良かった!と思ってしまいました。

今回の新ネタ?カノン「静かな湖畔」は、めっちゃツボにはまってしまい、今もこれを書きながら思い出して笑ってます。コント自体の面白さに加え、歌が本物で素晴らしいので笑いが増幅されます。

コントのコーナーから「友情出演」されていた、びわ湖声楽アンサンブルOBの古屋彰久さん。アンコールの「マツケンサンバ」ではコンガ、「オーソレミオ」ではリュートも演奏。リュートが加わるとイタリアの風景が見えてきます。6月の四大テノールの春日井公演では古屋さんのお名前もクレジットされているので、新メンバー参入でこれからも続けていかれるのでしょうか。楽しみです。

終演後は久し振りにサイン会が開かれました。
この日出掛ける前、2年前のローエングリン終演後にホテル駐車場で偶然に福井敬さんにお会いできたことを思い出して、実は福井さんのCD「朝は薔薇色の光に輝き」を持って行っていたのです。マジックペンと共に(笑)。なので、このCDと会場で買ったシューベルトのリートのCDの2枚を持って列に並びました。

先週マイスタージンガーを聴きに来て、オペラの劇中でこのアリアを聴けて、しかも収録したびわ湖ホールの最後のワーグナー上演で、運命的だと思いました(←大袈裟だけどオペラの方だから通じるだろうと)とお伝えしたところ、「ほんと、そうなんですよ!」と大いに賛同してくださいました(そのあと何か仰ってくださいましたが舞い上がって忘却)。そして、2枚分のサインを持っている私に「それ、くっつくのでしばらく重ねないでくださいね」と。良い方です(笑)

◇アンコール(のコーナー)
クロード・フランソワ:マイウェイ
宮川彬:マツケンサンバ
エドゥアルド・ディ・カプア:オーソレミオ

◇座席
1階L列上手側(友の会特典でいただいたチケットでした)

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